定期テストⅡ鳥屋野中学校3年生数学

2020年09月22日

定期テストⅡ鳥屋野中学校3年生数学

令和2年9月4日の鳥屋野中学校3年生の数学のテストを見てみると、基礎的な力を問う問題が多かったように思います。

冒頭の第1問が三平方の定理を学んでいない中3生には難しく感じられたのではないでしょうか。安易に三平方の定理に走らずにしっかりと平方根の性質を理解して基礎力を鍛えていったほうがいいと思います。3の2乗=9の正方形の4辺から1づつ引くと面積が5の正方形ができます。となるとx^2=5でx=√5の正方形ができます。中3生がいままで習った知識を活用して解ける問題です。入試では活用力を問われる問題がよく出されるのでよい練習になったと思います。

順に平方根の基礎、有理数、無理数、有理化が問われて、計算問題です。ワークをきちんと学習していればここまで満点を取れていても不思議ではないでしょう。7割程度しか取れなかった生徒さんは危機的状況です。

裏は少し難しくなりますが毎年出題される問題なので取れる人は楽々取れたのではないでしょうか。難問傾向がある鳥屋野中学らしくない基礎的な問題が続きました。

[14][15]も二次方程式の解の公式というまた基礎的な問題。[16]はその計算問題。[17]は式を変形させれば簡単に解けますね。[18]も式を変形させるだけ。

塾の教材ならば基礎レベルのiワークをきちんとやった子ならば100点を取ってもおかしくないレベル。シリウス21で勉強している子は物足りなさを感じたのではないでしょうか。

このレベルのテストは100パーセントの理解度を求められます。そうでないと実力テストで得点することはできません。北越高校や東京学館新潟高校の入試問題でも問われない簡単な問題です。

今回うまく得点できなかった人はきちんと復習をして次に似た問題が出たときは必ず取れるようにしておきましょう。

執筆者:松井智希
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