合格体験記 芝浦工業大学 髙橋さん

2023年03月16日

[合格体験記]
芝浦工業大学合格
髙橋さん

芝浦工業大学に現役合格した髙橋さんに、学生時代の入試への向かい方や弊塾の印象などをまとめてもらいました。弊塾には高校1年生の頃から通い始め、松井絵実子先生の薫陶を受け、難関大合格を勝ち取りました。弊塾に興味を持たれた方、ご参考にしてください。


【大学決め】
・単に名前や偏差値だけで決めない。
自分の実力より下位だと思っていた滑り止め校が意外といい大学だったりする。(例えば、長岡技科大は新潟大学の工学部より偏差値は低いが、文部科学省の定めるSGUに認定(新潟大学は未認定)されていたり、高い研究力や手厚い保護があるらしい。)
偏差値が低い・ネームバリューがなくても、いい大学もある。本当にやりたいことができるのか、教員・設備・研究力は良いか、キャンパスで4年間過ごせるか。受験情報誌や受験情報サイト、Times Higher Education、卒業生の評判などを参考にするといいかも
・少しでも興味のある大学はぜひオープンスクールに行くべき。
大学に進学した後のこと(大学生活、研究室、大学院や就職、あるいはさらにその先など)をイメージして大学を決めるといいと思う。

【模擬試験】
・学校で受けさせられる模試を最大限活用する。
 せっかく受けるなら最大限活用しよう。ただ問題を解くだけでダメ。
・12月に新潟大学でおこなわれる模試は本番と同じ場所・同じ形式で行える。
現役生は学校から案内があるはず。絶対受けよう。
・模試を受け、振り返りすることで弱点を見つけるだけでなく、受験スタイルの確立などメリット多い。
 私自身、模試をたくさん受けることで試験に慣れることができた。私立大の受験では連日受験で疲弊する。受験する体力・集中力が必要だから模試で養おう。
・判定はあくまで目安
 気にするな!D判定でも努力次第で何とでもなる。本番さえ良ければいいのだからいちいち模試で気にしない。ただ、模試を受けている人たちの中の立ち位置がわかるから参考にしよう。

【生活】
・気持ちの切り替え
軽いエクササイズや瞑想など、自分なりにリラックスできる方法を見つける。受験期は遅かれ早かれ絶対に病む。受験期は学校行く暇を惜しむが、学校に行くことで気分を変える(友人と会う、いつもと違う場所で勉強する、)ことができる。学校の先生を有効活用して有利に受験を進められる。学校は行こう。

・スマホ、PCは触らない
時間の無駄。どうしても触ってしまうなら捨てろ。自分に甘いと絶対に後悔する。その時だけの快楽と引き換えに一生後悔する。合理的に考えて、受験期に遊ぶ必要はない。

【教科ごとの勉強法】
英語 
英語は日々の積み重ね。毎日読む。毎日聞く。毎日続けるとすらすら読めたり、リスニング力がいつの間にかついていたりする。英語は語学だから、習慣化すれば身につく。毎日英単語・読解・リスニングをやれば共通テストも個別試験も楽になります。毎日やろう。リスニングやリーディングでフレーズとして覚えていると、文法がわからなくても、なんとなくフレーズに当てはめるだけで解けちゃう。(green fresh vegetableかfresh green food vegetableか迷ったとする。形容詞はだいたい大きさ_年齢_形_色_国籍_材料_種類・目的の順になるという決まりが在るけれども、それを忘れてしまっていても、リスニング・リーディングはをやっていると、 green fresh foodはなんとなく気持ち悪いからfresh green foodが正しいと感覚的にわかるようになる。)

○単語 
・単語帳(シス単、ターゲットなど)を一冊決め、それを完全に覚える。
・模試を積極的に受け、そこで出てきたわからない単語に丸を付け、試験終了後に全て確認・暗記する。模試で出たってことは本番も出る可能性が高い。わからない単語は徹底的に潰す。模試で単語もイディオムも覚える。
・進学したい大学やその学部に関連する単語、現在のトレンドに関連する単語は覚えておく(移民immigrant、migrating移植transplant 燃焼combustion人工知能artificial intelligenceなど)

○文法 
・おすすめはFactbook。一冊覚える気でやる。付属の冊子は必ずやる。

○長文
  ・模試で長文慣れしておく。
・ニュース記事がシンプルな英語で書かれているサイトがあるのでそこで今のトレンドを探りつつ長文慣れする。

○リスニング 
・模試でリスニング慣れしておく。
・CNNのニュースを聞けて、ニュースの文章が文字起こしされている本で学習。
・日本語字幕付きの英語YouTubeの視聴。解説系でもゲーム実況でもいいから自分の見たいものを見る。息抜きにもなるし、英語の勉強ができる。つづけていると、いつの間にか字幕見なくても内容がわかるようになる。

リスニングや長文は毎日コツコツやることで効果がでる。自分のやりやすい方法で毎日英語に触れよう。

物理 
良問の風をやる。物理は基礎的なことをしっかりやればよい。物理は難しい科目ではないので、しっかり要点さえ抑えられれば解ける。だからこそ必ず基礎は完璧にする。どのような場合にどうやって導出するかを意識して解く(運動量保存・力学的エネルギー保存・力積の使い分け、それぞれはどういうときに使うのか、座標系の設定は?単位は正しい?など)。基礎が完璧にできるようになったら発展。上位・難関大では基礎をやるだけでは歯が立たないようなトリッキーな問題が出てくる。特殊な問題に対処できるよう、名門の森などで発展問題も解く。物理はアウトプット。物理習得が目的ではなく、問題解決手段としての物理がある。手段であることを意識すれば、こうやったら解ける!というのが見えてくるし、物理を楽しめると思う。多分。

国語
やってないからわかんない。古文頑張れ

数学
青チャート。青チャートで基礎から発展までできる。分からないところは教科書を読むか、先生に聞く。青チャートを完璧に解けるようになれば上位大学もめざせる。
文系でも必要になることが多い科目。

化学
化学の暗記は大変だが、とにかく暗記。
暗記項目はしっかり覚え、計算問題は解き方も覚える。理系科目のなかでは結構労力のかかる科目だから時間をかけてる。

地理
得意だったので何もやらなかった。
地形や気候はしっかり暗記する。人文地理や地誌は常識レベルなので、普通に生きていればわかるはず。連想ゲームのように、習ったものを繋げて覚える。(東南アジア→モンスーンアジア→台風→高温多湿→熱帯雨林・・)資料の読み取りが苦手な人もいるが、そういう人は、丁寧に必要な情報を読み取ることができておらず、訓練不足だと思うので頑張ろう。


【松井塾について】
・教師
その辺の大学生とかが教師をやっているような塾にいる先生は総じて説明が分かりにくかったり、そもそも教師自体が賢くなかったり、学習不足だったりするが、全体的に先生のレベルが非常に高いような印象がある。

松井智希先生・・・文系科目に強い先生。授業は受けたことがないが、進路に悩んでいるときに親身になって進路相談をしてくれた。

松井絵実子先生・・・理系科目に強い先生。変わった人だが、理系科目はすごい。今まで通ったことのあるどの個別指導よりもいい先生だとおもう。物理や数学ができる人って感じで個別指導の利点を最大限生かせているような気がする。教え方もいいし教師自体が理系科目に強いのだなという印象がある。レベル・習熟度に応じて教えてくれる。とても変な人だけど。

その他の教師陣もレベルが高い。

・塾環境
自宅から近く、自習室が利用でき、勉強に集中できる環境が整っている。
お茶飲み放題。
コンビニも近く、一日中勉強ができる環境。



【最後に】
自分に負けるな。言い訳の余地をなくせ。
「受験期遊んでしまったから。」「スマホを触ってしまった。」「本気出せてない」これを言ったらお前の負け。 最善を尽くせ。どんな結果であれ言い訳は絶対にしてはいけない。とにかく勉強しましょう。受験勉強は早く始めたもの勝ち。今日から始めよう。

執筆者:松井智希
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