これからの時代の子どもたちに求められる能力

2020年9月8日

これからの時代の子どもたちに求められる能力

フランスの思想家ミシェル・フーコーの唱えたエピステーメーのようにその時代にはその時代の知の枠組みがあります。その枠組みに沿った知を獲得しなくてはなりません。
では、今の時代に必要な能力=知とはなんなのでしょう。
1997年から2002年にかけてOECDによって行われたプロジェクトに「DeSeCo」というものがあります。

“Definition & Selection of Competencies: Theoretical & Conceptual Foundations”

です。コンピテンシーというのは「能力」です。
そのなかに「コア・コンピテンシー」というものがあります。

(1)社会的に異質な集団での交流
(2)自律的に活動すること
(3)道具を相互作用的に活用すること

この3つの「コア・コンピテンシー」のなかの(3)がPISAという学力調査ではかられています。
よくテレビなどニュースで「日本人は読解力が足りない」と言われているものはPISAの結果をもとに言われているのです。
学力調査PISAは、

①言語、シンボル、テクストを相互作用的に活用する能力
②知識や情報を相互作用的に活用する能力
③技術を相互作用的に活用する能力

が求められます。
①は読解リテラシー、②は科学的リテラシー、③は情報通信技術を活用するリテラシーになります。
学習塾で獲得する能力でいえば、①②③を高めることができる学習塾を選ぶ必要があるでしょう。

当塾では、新しい時代に求められる能力に対応した学習塾であることをモットーとしています。学校教育の指針となる学習指導要領の求める能力をきちんと獲得できるよう指導いたします。

時代に合わない指導を行っている学習塾からは社会に羽ばたく人間は育たないでしょう。

ご興味を持たれた生徒さん、親御さんは気軽にご連絡ください。

執筆者:松井智希
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